その日は休日。

いつものようにベッドの上で
スマホやテレビ、ネットゲーム等々にいそしんでいた。


突然、意識がもうろうとして倒れそうになった。

ベッドの上だから倒れたってノープロブレムなのだが
気を失いそうになるなんて尋常ではない。

そして、気を失ったが最後、そのままポックリと逝ってしまいそうな予感。

そうならないようになんとか体を支える。
それでもやっぱり全部持っていかれそうになる。そう、あの世へ。


なんだろう?脳内に酸素が供給されない感じ。
血流が突然ストップしてしまった感じ。



とんでもない閉塞感に苛まれ、命の危険を感じる。
脳裏に恐怖という二文字が浮かびあがった。


体を支えていても力は入らないし
痺れてくるし、だんだん硬直してくる。




呼吸が早くなり息苦しくなってきた。

死へのカウントダウンが始まっている気がした。


こうなったらもう躊躇している暇はない。

私はスマホを手に取りついに人生初の119を押したのだ。



住所を告げ、施錠を解除できるか問われ
どうにも立ち上がれる気はしなかったがそこはなんとかなった。

この部屋の惨状を第三者に見られる訳にはいかない!
という思いだけが私を突き動かす動力となった。

さらには、部屋を出て鍵もかけて外で待機することにも成功した。



まもなく救急隊員が到着した。

一旦、落ち着いたため担架ではなく
歩いて乗り込むことができた。


しかし横になったとたんに薄れゆく意識…。
息をするにも苦しくて仕方がない。




私は脳神経外科に搬送された。


おそらく脳梗塞とかそういう類の診断をされるに違いない。

やはり浮かび上がる恐怖の二文字。←なんなら3Dで立体的に。


点滴を打たれ、レントゲンや心電図をとられ
足の付け根の動脈から採血され(←動脈血ガス分析)、MRI検査を受けた。


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検査の結果、特に異常はみられず
あの3Dで浮かび上がっていた二文字は見事なまでに消え失せた。

血液中の二酸化炭素量が少ない(?)とのことで下記の診断名がついたのだが。


20200706


これね、精神的ストレスや過労でも起こるらしいよ。



ちょうど仕事を辞めたくなるくらいにイヤなことがあったばかりで
心当たりありまくり。

重度の場合はやっぱり失神するらしい。
(ただし、この疾患に関してはもし失神したとしても命に別状なし。)


帰りはやむをえずタクシーを利用した。

白髪の運転手(推定60代)の奥さんも同様のケースで
搬送されたことがあると聞き、胸のつかえもとれた。


それにしても診察代とタクシー代…。

ふところから諭吉が二人ほど家出するはめになる。



あと、帰宅後、あらためて見る汚部屋指数MAXの我が家…。

第三者に晒すことなくほっとしたのも束の間、なんなら
絶望という二文字が特大の3Dで浮かびあがり、途方に暮れる…。


このことがストレスとなったのか、帰宅後もやっぱり
息苦しくて眠れない夜を過ごしたharuruなのであった…。




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